「貯めるのが嫌い」貯金が出来ないのには訳がある?状況と文脈で変わるお金の価値
人は必ずしも合理的ではない
働いて稼いだお金とギャンブルで得たお金は違いますよね。
同じ一万円の使い方でも給料なら生活の為に1円単位で細かくケチることもあるのに
ギャンブルで得たお金なら飲みに出かけたり、普段は買わないものでも買ってしまう。
働いて稼いだ給料はコツコツと使うのに、せっかくもらったボーナスは貯金や投資をせずに使い切ってしまう。
これじゃあまるで、「お金使うのが好きでお金を貯めるのが嫌い」と言ってるようなものですよね。
あなたにも思い当たる節がありませんか?
ではもう少し掘り下げて考えてみましょう。
お金の価値は幻想
あなたが欲しかった靴を買いに行くとします。
一番近いお店では1万円
そこから更に歩いて10分のお店では9千円で同じものが売っています
どちらのお店で買いますか?
深読みせず感じたままに答えを出してください。
では今度はテレビを買いに行くとします。
一番近いお店では10万円
そこから更に歩いて10分の店では9万9千円で同じものが売っています
10分歩けば1000円得をするという状況は同じですね。
しかし、今回の質問の場合では先ほどとは答えが違ったはずです。
実際に僕たちは高い買い物をするときには端数の数字を気にしないで買うのに、スーパーに行けばセール品を見ながら買い物をしている。
つまり、僕たち人間は必ずしも従来考えられてきたような経済理論のように合理的に考えて行動をしていないということです。
まとめ
どのように入り、どこへいくのか?で
僕らは同じ金額でも、異なった価値として分けて計算してしまうこともある。
そして非合理的な行動をしてしまう。
このエラーの原因こそが「感情」なんです。
人がモノを買う時の心理について考えるのはとても大切なので是非実践してみてください。