ビジネスの競争を勝ち抜くための戦略的な行動とは?
もちろん孫氏の兵法で言うように争いは出来るだけ避けた方が良いでしょう。
しかし、ビジネスの世界では殆どの行動にライバルがいて競争を避けることは難しいでしょう。
では競争になってもライバルに負けないためにはどんな行動をすればいいのか具体的な例を紹介します。
まずは業務効率と戦略的行動の違いから説明していきます。
業務効率化とは競合他社よりも類似の行動を上手に行うことです。
例えばライバルが井戸から水を汲む仕事をしていたとしたら、ライバルよりも井戸の滑車を軽いものにしたり、水を汲むバケツの形状を変えたり、作業員を競合よりも経験のある人に変えたりするなどが挙げられますね。
しかしこれでは業務は上手く出来てもやっていることに変わりはありませんし、競争を避けたり制することはできません。
競争を勝ち抜く2つの戦略的な行動
- 競合とは異なる行動
- 競合と類似の行動を異なる方法で行う
例えばあなたのライバルが水を汲む仕事をしているならあなたは井戸から水を汲むのもやめて水を売る仕事に切り替える。
つまりライバルとは異なる行動をするということです。
もうひとつはライバルとは類似の行動を異なる方法で行うことです。
ライバルが人の力で水を汲むなら、こちらは機械を使って水を汲むことが出来れば同じ仕事でも競争を制することが出来ます。
戦略的な行動の本質とはライバルと異なる商品やサービス、お客さんのニーズや立地を取っていくことが最も重要です。
コピーライティングの記事でも書きましたがあれも出来るこれも出来るではお客さんは魅力を感じることはありませんし、あなたのビジネスがライバルよりも優れているポイントをアピールしないといけません。
特定の商品やサービスのみに絞り込んだり、特定の客層のニーズをすべて満たすことに専念することでライバルとの競争を勝ち抜いたり、競争を避けることが出来ます。
まとめ
業務をただ上手くやるだけでは疲弊もします。
競争を避けることは難しいですが、戦略的に行動すること、それは自分のビジネスをお客さんの視点から見てもわかるようなポジショニングを取ることが大事ですね。
常に自分の立ち位置とライバルの立ち位置を比較して考えながら仕事をしていきましょう。
これはビジネスだけではなく友好な人間関係を築くためにも共通して言えることもあるかもしれませんね。
頭で考えて分かりにくいならノートに書き出してみてくださいね。