【マーケティング4.0】お客さんの自己実現を応援するビジネスが成功する
僕にビジネスで大事な事を教えてくれた先生は
「マーケティングとは一言で言うと売るための準備だ」と言っていました。
マーケティングが下手なら、セールスが強くなり
こちらが「買ってくださいお願いします」という状況になってしまうけど
マーケティングが上手になれば
お客さんのほうから「売ってくださいお願いします」と言ってもらえるようになる。
つまりセールスをしていないのに勝手に商品が売れる状況を目指していくことでビジネスは成功するわけです。
マーケティング1.0
マーケティング1.0は日本なら高度経済成長期の時代ですね。 日本経済は、年平均で10%もの成長を続けていたわけですが、この時代は大量生産大量消費の時代だったのでまだそこまで複雑になっておらず、作った物をどうやって売るかという販売促進でした。
マーケティング2.0
その後お客さんにも情報がいきわたるようになり、安くて良いものをお客さんが買える時代になり、お客さんが求めている商品を作ろう、という消費者志向のマーケティング2.0になっていきました。
マーケティング3.0
この頃から値段や性能だけでは差別化が出来なくなり社会的貢献やビジョンなど価値主義のマーケティング3.0になりました。
その代表がスティーブ・ジョブズだと僕は思います。
まさにApple製品はスティーブ・ジョブズの作った芸術品ですね。
そのマーケティングには商品説明はなく、Apple製品を使うことで人生にどんな変化を起こせるか?というそのストーリーだけを語ってきたことで、今でも世界中で愛されていますよね。
今でもクリエイティブなことをしたい!と考えている人が一番最初に買いに行くのはきっとMacbookでしょう。そのくらい想像できるブランドになっています
マーケティング4.0
そして現代では更にその傾向が強くなり、商品を使って得ることの出来るベネフィットだけではなく、お客さんの理想の世界を創り上げていくための自己実現を支援、応援して感動的な体験を与えていく必要があります。
オンラインサロンが大流行しているのはまさにマーケティング4.0に当てはまっていると思います。
西野亮廣さんのオンラインサロンでは一緒に絵本を作ったり、ビジョンに共感した人が理想の世界を創る為にお金を払って働いているようなものですよね。
まとめ
今はただコンテンツを作っただけじゃ売れない
良いモノでも安いモノでも売れない
機能がよくて当たり前、どんな風な生活を実現できるのか?より明確なビジョンのあるものにどんどん進化しているので
次の時代はどうなっていくのか考えながら日々自分のビジネスを研究していれば人より先に大きなチャンスを掴むことも出来そうですね。